バンコク最大の高級病院グループバンコク・ドュシット・メディカル
Bangkok Dusit Medical Services(BGH)では東南アジアでの病院増加を目指し、
2015年度までに現在の35病院を50病院まで増加させるとしています。

ヴァイスプレジデント＆COOのChatree Duangnet氏は 2014年年内に7つの複合病院
をタイ国内で、1つの新規病院をカンボジアで開設するとしています。
候補地としてはチャイナタウン、コンケーン、プーケット、ラヨーン、パタヤ、
ランシット、ナコンパトムを挙げています。
またカンボジアではプノンペン にてRoyal Hospital internationalブランド
展開します。
2014年6月時点で同病院グループではおよそ6,000床のベッド数を誇り、
Bangkok病院、Samitivej病院、BNH病院、Phyathai病院
Paolo Memorial病院、Royal病院の6つのブランドを展開しています。

同社で直近の開発案件であるBangkok病院チェンマイは180床で、Bt17億バーツを
掛けて建設。
2014年7月開業しました。
チェンマイはタイの北部の中でハブの都市であり、 近隣国、中国、ラオス、ミャンマー
へのアクセスが便利であるとしています。
またその周辺国からの駐在員や医療観光も狙うとしています。

BGHグループでは2014年度の売上目標を前年比+10％増の230億バーツに
設定しています。
同社オーナーのPrasert Prasatthong-osoth氏は航空会社のBangkok Airwaysの
オーナーでもあり、フォーブスの推定では670億バーツの資産を持つタイで8番目の
資産家になります。
また同グループはマレーシアの病院グループのIHHグループに次ぐ2位の医療機関に
なります。