マレーシア航空(未上場)株式の非公開化を検討
マレーシアの政府系投資会社カザナ・ナショナルKhazanah Nasional Bhd(未上場)
はマレーシア航空(MAS)再建の選択肢として株式の非公開化を検討していると報道
されています。
カザナ・ナショナルはマレーシア政府系ファンドで1993年に設立。
同社の資本は財務省が保有しています、取締役会は官民両方の代表者で構成され、
会長は首相が務めています。
同社はマレーシア航空を保有する上場会社の筆頭株主になっていて、行方不明事件以降
株価が大きく下落しているマレーシア航空システム(MAS)の方向性を検討するとコメント。
2013年度の通年の業績は売上で145億4820万リンギ、純損失マイナス-11億7300万リンギ
と3カ年連続の赤字が続いています。
また2014年2月には東南アジアの海上沖で MH370便が行方不明になるなど、業績と株価が
悪化しています。
この報道でMAS株価は前日比+11%高と一時的に上昇しました。
第1四半期の売上では35億3120万リンギで、純利益では-4億4340万リンギでした。
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