日系企業の撤退事例 その5
PASONA Thailandパソナ・タイランド社は1987年にタイに進出したものの、
2009年に撤退を発表。
資本金は3701万バーツ、2010年度の業績は売上223万バーツ、純利益マイナスの
1029万バーツでした。
その後、2014年再挑戦としてパソナグループは、タイで日系企業向けの人材紹介
事業で再進出します。
豊田通商の現地法人などとの合弁会社を設立し、トヨタ系列の現地法人など向けに
人材を紹介斡旋を進めます。
新会社名は「パソナHRコンサルティングタイ」。
パソナが49%、豊田通商の現地法人26%、残りは日系金融機関などが出資予定。
Temp-Staff Thailandテンプスタッフ・リクルートメント社は2001年から
タイ現地法人として進出していて、JETROの入居する同じビルに構えるなど
大変良い立地でスタートしましたが、2008年に解散すると発表しました。
事業環境の変化などで業績が伸びず、損失の拡大を防ぐため解散を決定。
2007年12月期売上高は1329万バーツでした。
この記事へのコメントはありません。