タイ BOIの大型プロジェクト承認
タイ投資委員会は軍事政権に切り替わり、自動車産業を中心に大型投資案件18の
投資プロジェクト申請(1,200億バーツ規模)を承認したことを発表しました。
これによりタイ経済のインフラ開発、経済関連の事業が進むと見られています。
大型案件の中には、トヨタモータータイランドのピックアップトラック、
部品生産事業:515億バーツを筆頭に大型事業が軒並み選ばれ、認可されました。
同委員会トップで軍トップのPrayuth Chan-ocha氏は農業分野でも既に
900億バーツを農民へ支払っており、工業分野でも進むだろうとコメント
しています。
Toyota Motor Thailand 515億バーツ
SAIC Motor(中国とCPグループ合弁事業) 92億バーツ
LLIT (Thailand)社のタイヤ生産事業 189億バーツ
Posco Coated Steel (Thailand)社の鉄鋼45万トン 100億バーツなどもあります。
BOI本会議は政局混乱の影響で2013年11月から審査、認可事業が止まっていました。
その結果大規模のプロジェクト、およそ400件で投資予定額7,000億バーツ以上の
投資案件が一時中断の状態になっていました。
タイの中央銀行Bank of Thailandでは2014年度の成長率は+2.7%増から+1.5%増
へ下方修正しています。
下半期だけでは+3.4%~3.5%まで伸びると予測しています。
この記事へのコメントはありません。