タイの暫定軍事政権の政策
タイ軍事政権は、前インラック政権時に承認された高速鉄道プロジェクトや
インフラ整備プロジェクトに関して、計画の続行を進める見通しです。
タイ運輸戦略委員会ではおよそ3兆バーツ規模となるインフラ開発草案を
タイの国家平和秩序評議会(NCPO)へ提出予定で、高速鉄道計画1.2兆バーツの
建設予算、空港整備の空路インフラ整備、隣国をつなぐ高速道路インフラ整備で
総額はおよそ3兆バーツになるとしています。
完成予定年度は2022年度を目指すとしています。
この報道を受けて大手ゼネコンの関連株式も上昇しました。
タイの国家平和秩序評議会(NCPO)では軍事クーデターが発生した5月22日以降、
タイ軍政は予算支出の決定を進めています。
一方で大衆向けにはインフレの抑制、W杯の無料放送指示、集会イベントを開催
するなど積極的に政策を打ち出しています。
また経済面ではインラック政権のコメ担保融資計画の返済を早期に実施していて
次年度の予算執行、インフラプロジェクト草案など矢継ぎ早に打ち出しています。
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