フィリピン メトロ・パシフィック(MPIC)ドンムアン・トールウェイの株式を7.3%から29.4%まで引き上げ
フィリピンのインフラ開発を手掛けるMetro Pacific Investments Inc(MPIC)
では、タイの北部の高速道路を運営するドンムアン・トールウェイ
Don Muang Tollway Public(未上場DMT)の株式を7.3%から29.4%まで
引き上げるとしています。
間接的に香港系のFirst Pacific CoLtd社から1億125万ドルで購入します。
同社ではタイの政情不安に関しては深い懸念を持っておらず、タイのインフラ
成長はこれからも続くと見ていてその中で高速道路関連もまだ成長すると
見ています。
タイの高速道路投資案件は同社にとって海外投資の第1号案件で、今後も拡大を
していく計画です。
MPIC社では今後高速道路インフラとは別に水道事業、電力事業、ヘルスケア事業など
にも関心があるとしています。
MPI傘下には送電最大手で発電も行い始めたマニラ電力:メラルコや丸紅も20%出資する
水道事業会社のマイニッド・ウォーター、高速道路運営会社のメトロパシフィック・
トールウェイズなどを経営しています。
ドンムアン高速道路は2034年までの27年間契約で、ディンデン地区~ドンムアン空港
までの21.9Kmを運営権を保有しています。
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