タイ 経済動向指数
2012年7月の経済動向の指数ではヨーロッパの経済が落ち込む中で
輸出の割合が下落しています。一方でタイの中央銀行Bank of Thailandでは
東南アジアの経済が好調であるため、自国内の公共投資などで
好調さを維持しているとコメントしています。
タイ中央銀行のMethee Supapong氏はコメントの中で
影響があるのは製造業分野の輸出部門で、国内産業にはまだ影響は軽微であると
しています。
一方で、タイ国内の個人消費、公共投資部門は伸びていて
金融機関の融資額も12年度7月期は前年同期比+16.5%の増加でした。
特に2012年度は自動車初回購入スキームの減税効果があり
自動車ローンを組む件数が伸びています。
また3%台の中央政策金利から、低利で融資を受けるケースも増加していてこれが
消費をよりいっそう呼んでいるとしています。
結果、Private Consumption Index (PCI)では前年同期比7%の増加でした。
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