タイの自動車損害保険最大手のヴィリヤ損害保険Viriyah Insurance
（未上場）ではマレーシア、カンボジア、ミャンマー、ラオスなどの
クロスボーダーカバレッジの損害保険サービスを検討しています。
副代表のArnon Opaspimoltum氏はラオスでのパートナー企業との合意が
取れたとし、Viriyah社の持つ保証ポリシーの内容も合意可能になったと
しています。

同様にマレーシア、カンボジア、ミャンマーでもタイ保険の同様のカバーが
出来るようにしていく計画で、トラック輸送などへ掛ける損害保険の市場は
少なくとも前年比+20％増で増えていて、2013年度は19億バーツあったと
しています。
今後も輸送インフラが構築されていくことでクロスボーダーインシュランスは
成功すると見ていて、車両事故のみだけではなく、積み込みへの損害保険への
ニーズが高まると予測しています。

すでにラオスに近い都市ウドンタニ県にも支店を設立しラオスでのサービス向上
を図り、隣国への合弁会社や保険の共同販売も進めていくとしています。
Amon氏に寄れば2013年度の損害保険市場は2013年+5％増の成長で2030億バーツ
であったとコメント。

Viriyah社の新規損害保険契約額は前年比+21％増で339億バーツ。
自動車保険で309億バーツ（前年比+21％増）、その他の保険で
30億バーツであったとしています。
純利益では16億6000万バーツでした。