タイ工業連盟が発表した2014年2月のタイの自動車販売台数は前年同月比
-44.8％と大きく減少しています。
2012年にタイ政府が初回自動車購入者向けの補助金支給を終了したことで
前年度比で大きく下落しました。
タイ国内自動車販売台数は2013年5月以降対前年比で連続して減少し続けています。
2013年10月　　88,989台（-37.7％減）
2013年11月　　93,123台（-37.2％減）
2013年12月　108,688台（-24.9％減）
2014年1月　　　68,508台（-45.5％減）
2014年2月　　　71,680台（-44.8％減）　と大幅な下落になっています。

一方で2月の同国自動車生産台数は、前年同月比-24％減の173,506台と8カ月連続
のマイナスとなっています。
そのうちで輸出向けは+2％増の91.476台と2カ月ぶりにプラスに転じています。
国内向けは-41％減の82,030台で低調でした。
タイ工業省は2014年の通年の生産台数予測を下方修正していて、前年比-2％減
の240万台としています。