タイ国内における広告費の調査で2014年1月～2月は前年同期比ｰ5.7％減少で
Bt154億バーツ、前年164億バーツから下落したとNielsen (Thailand)では
発表しています。
しかしながら同社では4月以降は回復していくだろうと予測しています。
TV、ラジオ、新聞、雑誌、交通機関、インターネットにおいても1月、2月は
下落しました。

1~2月期のインターネット広告ではー14.39％下落のBt1億1900万バーツであった
としています。
唯一映画館広告、屋外広告は伸びています。広告出稿大手のUnilever(Thai)
P&G(Thailand)などは今期は広告費を下げています。
2014年2月単体で見るとー8.35％減で84億7000万B→Bt77億6000万バーツへ
減少しました。
広告企業が集まるMedia Agency Association of Thailandの
Wannee Ruttanaphon会長では当初協会では広告事業業界成長率を5％にして
いましたが3％増に修正しています。政情不安が継続することと不安定な景気に
影響するとしています。

タイ国家経済社会開発委員会National Economic and Social Development
Board(NESDB)では+4~5％を予測していましたが、+3~4％増と下方修正しています。