マレーシア証券取引所(BURSA)上場のIOIコーポレーションIOI Corp Bhd(IOI)
パーム原油(CPO)の先物価格高騰で先週同社の株価が上昇したことを発表しています。
証券会社のケナンガ·リサーチは、短期的にはより高い価格を予想しています。

“CPOの価格は、2014年第1四半期を通じて在庫の減少傾向が予想されるとして、
2014年3月末で1トン＝RM2,900までの価格を予想。
需要・生産の逼迫から株価を押し上げているとしています。

IOIコーポレーションは不動産開発事業、プランテーション事業を経営しています。
消費原材料の石けん類や油脂系の生産原料を世界中へ輸出しています。
またホテル、リゾート、ゴルフクラブ、オフィス複合施設などを開発しています。
エンジニアリング、建設資材、ゼネコン、駐車場事業を展開しています。
2013年6月末の通年業績は売上で121億9850万リンギ、純利益で19億7010万リンギ
となっています。

パームオイル生産の同業である
ゲンティン・プランテーションGenting Plantations Bhd(GENP)→+1％増
クアラルンプール・ケポンKuala Lumpur Kepong(KLK)→+3.8％増
TSHリソーシスTSH Resources Bhd(TSH)→+1.3％増
などもそれぞれ株価が上昇しています。