タイの高級不動産大手のランド＆ハウス(LH)の傘下SIAM RETAIL Development
Co社では6年間で200億バーツを投資することを発表しています。
同社ではアソーク駅前のターミナル21、バンコク郊外にプロムナード、
ファッションアイランド、Life Centerなどを経営していて、まずは27億バーツ
でFashion Island, Terminal 21 The Promenadeの改装、リノベーションを
進めます。

また地方への出店を進め、ナコンラチャシマ、コンケーン、ナコンシータマラート
などのバンコクでは無いエリアでの大型店舗出店を進めるとしています。
一方で外国人観光旅行者の多いチェンマイ、パタヤー、プーケットなどは
その次の計画候補地としている、と上級ダイレクターのPrasert Sriuranpong氏
がコメントしています。

タイの政情不安が長引いているものの、消費に関しては引き続き強い数字を
出しているとし、ナコンラチャシマ、コンケーンでは50億バーツをそれぞれ
投資して2016年度に開業予定であるとしています。
大型商業施設名も成功したTerminal 21の冠をつける予定です。

ライバル企業のセントラル・グループではCentralPlaza@Koratを発表済みで
52ライの土地に複合施設を建設予定で70億バーツを掛けて2016年に開業予定です。