タイの出版業界
Publishers and Booksellers Association of Thailand(PUBAT)
タイ出版販売協会はタイの出版業界は250億バーツの規模でほぼ平年と同額
であったと発表しています。
2013年度はマイナス要因が続き経済低迷と政情不安があったとしています。
PUBAT代表のCharun Hormthienthong氏は2014年度はペーパーコストが
+10%増加、卸売り流通額が+12%増加することで小売価格も+10%値上げされる
と予測しています。
また政情不安が継続されることで出版の売上も伸びないと懸念しています。
またネットによるソーシャルメディアの普及の影響も書籍の役割を奪うとして、
若い層を中心に本離れが進むと予測しています。
低いコストで幅広いネットユーザーへ伝えることが出来るためITに詳しい層を
中心に本では無い情報で代替が進むと見ています。
2013年度の書籍販売額は250億バーツ、当初目標は272億バーツ、前年比10%増
としていました。
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