タイ MICE事業の影響
タイにおける国際会議誘致などの造語MICE
(meetings, incentives, conventions and exhibitions)事業の影響は
開催自体の延期、中止、キャンセルが続いていると発表しています。
タイの国際展示場クイーンシリキットコンベンションセンター(QSNCC)の
管理会社であるNCC Managementの代表Sakchai Pattarapreechakul氏は
第17回のBangkok International Symposium on HIV Medicineの開催は
およそ700名の参加者を予定していましたがキャンセルとなりその他10の
イベント事業も延期になったとコメントしました。
総計Bt1億バーツ以上の被害額になるとしています。
センタラ・グランドブランドでセントラルホテル系を運営するCentral Plaza
Hotels(CENTEL)では7000万バーツ以上の被害が出ているとしています。
キャンセル理由の第1位は参加者の安全や帰国の保証が出来ないためが最大の理由
としています。
同社の2013年第3四半期までの業績は売上で129億3100万バーツ
純利益で10億3100万バーツになっています。
Sakchai氏はMICEビジネスではタイの政情不安の影響をもっとも受けやすいとし、
MICE事業の回復に2~3年掛かると見ています。
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