インドネシア ヘキサインド(HEXA)
重機を取り扱うヘキサインドPT Hexindo Adiperkasa(HEXA)は鉱山分野での
景気減速にも関わらず、農業分野、林業分野への投資を継続します。
同社の業績は2013年3月期決算で売上6億3340万USドル、
純利益では6380万USドルでした。
同社では主に日立系の建機を扱っていますが掘削機を2,680台販売目標としています。
これは昨年度の販売実績2,820台からマイナス5%下げた目標で、
2013年4月~14年3月の業績目標は世界的な経済の鈍化と、アメリカへの資本回帰
があり、販売台数と取引価格も弱気な傾向になっています。
インドネシアは石炭採掘が盛んでしたが2012年度までは中国経済の好調もあって
順調に採掘分野の業界は伸びていました。
同社は日立ブランドを扱うディストリビューターで4月~8月までで今期は1,018台を
販売済みです。
5ヶ月の売上内訳で34%は農業セクタ-、26%は森林セクター
20%は建設セクター、残り20%は採掘/石炭セクターになっています。
同社の資本の48.5%は日立Construction Machinery Co., Ltd.,が出資、
25.0%は伊藤忠商事Itochu Corporationが出資、
5.0%はHitachi Construction Machinery Asiaが出資。
残りの21.3%は株式市場で取引されています。
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