タイの財閥 32 33 シン・コーポレーション・グループ トータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)
シン・コーポレーション・グループ
携帯電話1位、衛星通信、ADSL回線の企業を束ねる通信財閥である。
特に、携帯電話キャリアのアドバンスド・インフォ・サービス(ADVANC)はタイ国内ナンバー1携帯電話キャリア事業会社として知られていて、タクシン前首相が経営をしていた企業の一つであった。
タイ国内で多い、プリベイド式(前払い)ではOne-two-callのブランド名として、
ポストペイド式(後払い・月極め)ではAISのブランド名でタイ全国に展開。
タクシン財閥から2006年1月株式売却以降はテマセク・ホールディングスが大株主。
トータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)
携帯電話サービス2位の企業。
D-TACの愛称でタイでは知られている。Diiはタイ語で「良い」と言う意味。
1995年にはシンガポール証券取引所であるSGXに上場した。
2005年ノルウェーの通信企業であるテレノール社が出資比率を
引き上げ経営掌握し、2007年にはSET(タイ証券取引所)にも上場した。
トータル・アクセス・コミュニケーション(TAC)創業者であるベンジャロンクン家は、
2013年現在は携帯電話キャリアサービスはテレノールへ
売却し、ブロードバンド事業や通信機器販売などを行っている
ベンチャチンダーホールディングスBenchachinda Holdingsを経営する。
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