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タイの病院システム

タイの病院は大きく国が管理する政府系病院と私立系/民間系病院に分かれています。
バンコク市内においては政府系が 635病院、民間系が 132病院、
地方では政府系が1698病院、民間系が202病院となっています。

中間層から下のタイ人は簡易医療のみ国立系政府系病院で受診が可能ですが
かなり待たされるのが特徴で、富裕層、外国人は私立系病院を訪れるのが
一般的です。
政府系病院には、タイの名門大学のチュラロンコン大学病院、
医学・薬学で有名なマヒドン大学付属のラマティボディ病院、
現在プミポン国王も入院されている1500床以上の規模を持つシリラート病院
などがあります。

私立民間病院はアジア各国を始め、アフリカ、中東などから
メディカルツーリズムの誘致活動をおこなっています。
シンガポール、マレーシアの病院がこの分野ではライバル関係になります。

私立民間病院では、タイ証券取引所(SET)上場の高級私立病院運営会社
バンコク・デュシット・メディカルサービス(BGH)。
ペチャブリ地区にあるバンコク総合病院、スクンビット地区にあり日本人が多く
通うサミティヴェート病院(SVH)、
高度な整形外科技術を持つ BNH(バンコク・ナーシング・ホスピタル)病院
(未上場)等を運営しています。

もう一つはバムルンラート病院(BH)は中東地域などからの外国人の誘致
に力を入れています。

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