インドネシア バクリーグループ
石炭採掘のボルネオ・ランバン・エネルギー&メタルPT Borneo Lumbung Energi
& Metal社(BORN)はインドネシア証券取引所(IDX)上場企業です。1991年に設立。
カリマンタン島におよそ40,610ヘクタールの開発エリアを保有し、採掘された
石炭を中国、日本、台湾、韓国などへ輸出しています。
2012年度売上6億4,600万USドル、純利益ではマイナス5億5,000万ドルに
なっています。
ロンドン証券取引所の上場企業、Bumi社のバクリー家が保有する同社株の
23.8%を証券市場で売却することを決定したと発表しています。
結果、Borneo社とBakrieグループの関係が離れることを意味しています。
Borneo社は現在US$10億ドル規模の融資をスタンダードチャータード銀行
から検討していて使用目的はBumi社の株式取得としています。
Bumi社は現在、インドネシア最大の石炭採掘企業ブミ・リーソーシズ
Bumi Resources (BUMI)の株式を29.2%保有しています。
またもう一つ石炭採掘大手ベラウ・コーラルエナジーPT Berau Coal
Energy(BRAU)の株式84.7%を保有しています。
バクリーグループは1942年に創業した国内最大級のプリブミ(土着インドネシア人)系財閥です。
財閥の成長に寄与した創業者長男のアブリザル・バクリー氏はゴルカル党党首を務めていて
2014年大統領選に同氏を擁立することを決めています。
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