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インドネシア ハリタ・グループ

インドネシア複合財閥のハリタ・グループ30%と中国のHongqiaoグループ70%
は合弁企業PT Well Harvest Winning Alumina Refinery社でアルミニウム精錬
[製錬]工場を建設予定です。
西カリマンタン島で建設するとし、投資額は10億ドルとしています。

Harita社のCEOのLim Gunawan Hariyanto氏は第1プロジェクトとして
2015年までに100万トンの生産能力、2016年までに第2プロジェクトを開始すると
しています。
生産されたアルミニウムは北スマトラにあるPT Indonesia Asahan Alumunium
(Inalum)社へ供給されます。

ハリタグループは従業員総数30,000名を越える企業で、
インドネシア複合財閥、Limファミリーが経営しています。
主に天然資源を扱っていてニッケル、ボーキサイト、パームオイルなどを生産、
船舶や木材事業も展開しています。

パームオイルではBumitama Agri(BAL)がシンガポール証券取引所(SGX)
に上場、2012年度の売上は3.53兆ルピア(353億円)、純利益では7,879億ルピア
(78億円)となっています。

Limファミリーの純資産はUS$18億ドル規模とされていて
同財閥のLim Hariyanto Wijaya Sarwono氏はインドネシア・フォーブス上位
40名の一人とされています。

同社は1915年創業者 Lim Tju King氏によって設立。
中国の福建省からインドネシアへ渡った華僑でした。
東カリマンタン島で雑貨商から始め木材事業へ移行、息子のLim Hariyanto
Wijaya Sarwono氏はハリタ・グループ総裁になっています。

1980年代になるとLim Hariyanto氏の息子の Lim Gunawan Hariyanto氏は
Harita GroupのCEOへ就任。
Gunardi Hariyanto Lim氏は副CEOとなっています。
1985年からは金鉱事業を開始。Rio Tintoグループと共同で採掘事業や
パームオイル事業などを開始しました。
2013年にはニッケル事業でのIPOを目指すことも発表しています。

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