バンコク都心部の高架鉄道スカイトレインを運営するBTSグループ・
ホールディングス(BTSC)は、株価を下げています。
5月1日より延伸ラインの有料化が開始されていて、運賃の上昇を嫌った乗降客は
バスへ一部切り替わり、乗客がやや減少しています。
これまでギュウギュウだった車両もやや空きができるようになり日本と同等の
通勤ラッシュは解消に向かっています。
ただしおそらくこのままであれば数ヵ月後にはまた混雑が始まると考えます。

また、タイのチャルポーン運輸相は、バンコク都庁(BMA)がスカイトレイン
運営に関するBTSの契約を更新するにあたって法令違反があったと述べています。
グリーンラインで列車を運行する業者選定において、法令に定められた手続きを
踏んでいなかった疑いがあるとしています。

5月9日は0.87バーツの株価は 0.83バーツまで下がり、マイナス -5.6％まで
大幅下落しました。
5月15日現在でPERは27.06倍で　P/BVは1.25倍となっています。