タイ国営石油(PTT)
タイ国営石油(PTT)では2013年8月、5カ年事業計画の見直しをすることでいくつかの開発プロジェクトを延期する計画です。
背景には中国のマクロ経済の減速があるためとしていて、今後はアメリカ経済の動き次第で計画の進捗を進めていくとしています。
最高財務責任者のSurong Bulakul氏は中国は重要な経済地域で有り、減速すれば大きな影響が発生するとしています。
当初は3600億バーツの投資計画でしたがややダウンサイズするとしています。
PTT社では適正にかつ、安定的な投資計画を進めていくとしています。
すでに340億バーツ分の社債を発行していて日本の銀行からも3億ドル分のクレジットラインを確保しているとしています。
タイのトリニティ証券ではPTT社の展望として第1四半期よりも業績は弱含むとしています。
子会社で石油精製、石油化学のPTT Global Chemical (PTTGC)や 石油精製大手Thai Oil(TOP)の純利益は大きく下落するとみています。
粗石油の在庫が減少するのと、メンテナンスのため30日間の稼働停止が背景にあります。
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