ミャンマーの携帯電話事業入札1
2011年度にヤンゴン訪問時はまだ固定電話ですら普及しておらず街中で代行電話取り次ぎ業者がいたことに驚いていたインフラレベルであったミャンマーですが、携帯電話事業への新規参入者を決める入札が行われています。
入札結果としてノルウェー・テレノール社とカタールのカタールテレコム社が勝ち取っています。
今回事業免許を得た、タイDTACなどを展開しているノルウェーのテレノール社はノルウェーの携帯電話通信サービスを提供する国営企業でオスロ証券取引所上場企業です。
創業は1855年でノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ハンガリー、
モンテネグロ、セルビア、パキスタンTelenorPakistan、バングラデシュGrameenphone、タイDTAC、マレーシアDiGi、インドUninorでサービスを提供しています。
カタールテレコム社(QTEL)はカタール国営通信会社で上場企業です。
カタール国内、オマーン国内、インドネシアでも展開しています。
2013年2月社名をOoredooに変更しています。
またインドネシア事業としてカタール・テレコミュニケーションズQTELによるインドサット(ISAT)の株式40%を取得しています。
2013年年初時点で、ミャンマー国内にある通信事業者は、国営のMPT(Myanmar Posts and Telecommunications、ミャンマー郵便通信公社)などの独占状態が続いていました。
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