タイ チャロンポカパーンフーズ(CPF)
タイ中部を始め、タイの全土で鶏卵の値段が高騰しています。
これはタイの暑期における、連日続く猛暑により鶏の産卵量が減少したことがあるとしています。
またタイ発電公社(EGAT)における電気代が+10%上昇したため、
鶏卵の販売価格に転嫁してしまったとしています。
タイ中部では0号サイズの卵の価格が4.2バーツから4.5バーツへ上昇しました。
タイの鶏卵生産数は2003年96億2500万個の生産数が2008年度で112億5800万個を生産しています。
一方で同国のブロイラー産業は、もともと鶏肉の国内需要が多い上に、
輸出仕向けの鶏肉生産が加わったことにより、1970年代前半以降大きく発展しています。
養豚産業については、1970年代までは小規模な養豚場による飼養が中心でしたが1980年代以降はインテグレーターによる商業生産事業が開始されています。
タイの飼料業界は寡占化が進んでチャルーン・ポカパーン(Charoen Pokphand:CP)
グループやベタグロ(Betagro)グループなど大手13社の飼料生産量は国内生産の約90%に達しています。
このうち上位5社でシェアは70%になっています。
他にはレムントン・グループ(,Laemthong Poultry)、サハ・ファーム(Sahafarms)
グループ、カーンチャナ(Kanchana Fresh)グループ、などになっています。
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