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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

カンボジア 車両開発

イメージがしにくいながらもカンボジアでは自国内で自動車開発を進める企業が登場
しています。
アンコール・カーAngkor Carと呼ばれるミニ電気自動車で1回の充電で300KMを
走行可能であるとバンコクポストでは伝えています。
車両デザインなどはカンボジア自国内で作られ、販売予定価格は$10,000ドルになる
としています。
小型電気自動車のAngkor Carは狭いカンボジアのプノンペン市内をスムーズに走る
ことが出来、小回りが効くとしています。

またカンボジア政府の発表ではMinistry of Public Works and Transport公共事業・
交通省の発表で自動車登録台数が2012年度は231,352台で2006年度の倍になったとしています。

世界銀行World Bank.の発表では2011年度の自動車台数は2011年度比で+27%増加
であったとしています。
2012年12月、時を同じくしてドイツの高級自動車メーカーであるBMWのショールームも
プノンペンで初開業をしています。
2012年、トヨタのカンボジア部門Toyota Cambodiaでは2011年500台販売台数が、
800台まで伸びたと発表しています。
フォードも販売台数が前年比+15%伸びたと発表しています。

カンボジアはまだまだ周辺のタイ、インドネシアなどに比べて小さい市場ですが
経済成長が進み、販売台数が大きく伸びると期待しています。
背景にはカンボジア政府が世界でも有数に高かった自動車関税価格と言われています。

実際の販売価格+輸送費用に45%の実行税、35%の輸入税、10%の消費税などが
実際の購入価格に加え、輸送費用に乗っかるために、自動車を購入することは大変高額に
なっていました。

メルセデス・ベンツの販売ディーラーを長く経験してきたHung Hiep (Cambodia)
Co Ltd社のCEOであるPily Wong氏はこれまでは税金が高すぎて儲からない事業であったとコメントしています。

ただ近年はカンボジアの低賃金を求めて、いくつかの自動車メーカーが組み立て工場を
建てるために投資を開始しています。
韓国Hyundaiヒュンダイは$6200万度を投資して組み立て工場をKoh Kong特別経済特区に
2011年建設しました。
アメリカFord社も2012年度Preah Sihanouk県で自動車組み立てプラントを建設。
年間6000台を完成出来ます。

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