ジャカルタ都知事のJoko “Jokowi” Widodo氏は公式会見として待ちわびていた
大量輸送機関の地下鉄Ｍass rapid transit (MRT) プロジェクトの発表を行いました。

MRTの第1フェーズとしてLebak Bulus（南ジャカルタ）からホテルインドネシアまで
をつなぎ、2017年に完成予定としています。
6つの地下駅と7つの高架駅を建設し、1日17万人以上を輸送する計画です。
建設費用はRp3.6兆ルピア（3億7080万ドル）とし、管理運営会社PT MRT Jakartaが
運行を管理します。
建設会社はコンソーシアム清水－大林i-Wijaya Karya-Jaya Konstruksiにて
おこなわれ、第2フェーズでは住友三井建設-Hutama Karyaで進めます。

MRTの建設は8つのパッケージに分けられていて3つの地下鉄工事、3つの高架工事、
システム工事、車両導入工事となっています。
また資金はJapan International Cooperation Agency（ＪＩＣＡ）からの
ソフトローンになります。

PT Wijaya Karyaウィジャヤ・カルヤ（WIKA）社はインドネシアの国営建設企業で
2012年度の売上では9兆8160億ルピアで純利益では4578億ルピアでした。