インドネシア ユニリーバ(UNVR)
消費財大手ユニリーバPT Unilever Indonesia (UNVR)では中間層の拡大の影響もあり
成長していますが、燃料費の高騰も懸念しています。
ダイレクターのSancoyo Antarikso氏は電気料金の高騰なども
影響するだろうとしています。
UNVR社の第1四半期の業績は1兆4300億ルピア(US$1億4700万ドル)の純利益で
前年同期比+23%増、売上では前年同期比+15%増で7兆5800億ルピアでした。
また、同社では14のカテゴリー、43のブランドを展開していますが販売小売価格を平均で
+5%引き上げています。
また子会社のPT Unilever Oleochemical Indonesiaユニリーバ油脂化学インドネシア
では、北スマトラ州のシマルングン県のセイ・マンケイ経済特区に新工場を建設します。
総投資額はRp1.5兆ルピアで粗パーム核油(CPKO)を年間20万トン生産する計画です。
ユニリーバ・インドネシアは、2012年の売り上げが前年比+16.3%増の
27兆3000億ルピアで、純利益では+16.2%増の4.8兆ルピアでした。
インドネシア国内では歯磨き粉の「ペプソデント」、洗濯用洗剤の「リンソ」、
マーガリンの「ブルーバンド」、アイスクリームの「マグナム」など14商品分野で
43ブランドを展開しています。
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