タイにおける進学塾の市場
タイには登録ベースでおよそ50,000人の在留日本人がいると言われています。
※正確には2011年の在タイ日本国大使館では49,983名の日本人が
タイで在留届けを提出しています。
またタイの労働許可証を受けている日本人は20,000人を越えています。
今回各進学塾をヒアリングした中で、いくつか訪問できた者を列挙します。
タイには日本人学校がバンコクとシラチャーにあり、バンコク校は小中合わせ
3,000名を越えていて、シラチャ校は200後半であるとしています。
学習塾、スポーツクラブ、サッカー教室などはこのパイを奪い合う構図になっています。
学習塾大手として駿台バンコク校、学研教室、公文教室、NOAH、泰夢
などがあります。
バンコクには、看板を掲げて生徒を募る塾が7~8校、個人的もしくは小規模に
子供たちを教える教室が数カ所あります。
塾の受講料は1カ月当たり2000~1万5000バーツ。
受験対策などでほとんど毎日塾に通えば、1万バーツを超す受講料で通う学生もいます。
中学受験または高校受験に向けて準備したり、帰国子女枠で入学することをフォロー
しています。
進学塾一歩は元々早稲田アカデミーシンガポールなどから独立した日本人が開業。
毎年3月4月が入学シーズンで主に公立校への進学する生徒さんが多いとのこと。
また早稲田渋谷シンガポール校(寮生活)、慶応NY校などが人気だそうです。
一応バンコクには如水館バンコク校がありますが、ここへ向かう人は少ないとのこと。
毎月の月謝は日本並みにするため、タイ人子息が通うことはほぼ無いとのことです。
シンガポールと比較してやはり夜は自由に帰れないため送迎バスを用意しています。
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