タイ バーツの高騰
2012年11月頃から大幅な円安傾向とともに、バーツは逆に大幅に高騰しています。
10,000円をバンコク都内で両替すると4,000バーツ近い金額を受け取れましたが、
2013年4月では2,800~2,900バーツに大幅に円安バーツ高になっています。
輸出業者は政府や中央銀行の介入を期待していますが、
財務省のキティラットKittiratt Na-Ranong 大臣は通貨高を抑制する措置は
今のところ必要ないとコメントしています。
ただ、これ以上のバーツ高が続くようならば対策を打つ必要があるとし、
バーツ為替が1ドル=29バーツを越えてバーツ高ドル安が進めば、
輸出や経済成長に悪影響が生じることは否めないとしています。
大臣はタイ中央銀行Bank of Thailand (BOT)とタイ国家経済開発委員会National Economic and Social Development Board(NESDB)
と会談を開き、中銀に対して利下げを行うように圧力をかけているとしています。
現在の政策金利が2.75%の水準では、海外資金流入が増加し続けるとして、
結果、ドル安バーツ高につながっているとコメントしました。
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