タイ中央銀行は、「金融政策報告（インフレ報告）」を発表しました。
2013年の国内総生産（GDP）伸び率見通しを前年比＋5.1％増に上方修正しました。
前回（2013年1月）予想は、同＋4.9％増でした。
2013年のインフレ率予想は同＋2.7％増、
生鮮食品エネルギーを除いたコアインフレ率は＋1.6％を予想しています。

2013年後半には、タイ政府インラック政権による
高速鉄道、大量輸送機関建設プロジェクト、道路整備を柱とする
大型公共事業がスタートすることを含み、上方修正するとしています。
タイ政府は2020年までの7年間で、
総額2兆バーツの大型インフラ投資を行う方針を発表しています。
また2014年のGDP伸び率は＋5.0％増（前回予想は＋4.8％）を予想しています。

2012年度のタイ国内総生産経済成長率は＋5.9％となっています。
名目ＧＤＰ総額は11兆2780億バーツ、ドル換算では3698億ドルになっています。