タイの大量輸送機関
バンコク都内を走るスカイトレイン(BTS)とメトロ(MRT)の混雑レベルが
上昇しています。
スカイトレインを運営しているBTSは、3月の利用者数が72.5万人に達したと
発表しています。
2012年度はBTSの延伸ライン・スクンビットラインとシーロムラインが
完成したことで郊外からの大量の利用者が増加。
初回自動車減税プログラムが実施され、バンコク都内はひどい渋滞にさらに
渋滞レベルが上がっています。
そのため自動車通勤から大量輸送機関へ切り替えるビジネスマンが増加しています。
この大量輸送機関に関してはBTS社はインフラファンドを2013年4月上場。
BTSグループ・ホールディングスが出資するファンドが新規公開(IPO)で
BTSレール・マストランジット・グロース・インフラストラクチャー・ファンド
(BTSGIF)約625億バーツ(約2070億円)を集めています。
また3月に当選したバンコク知事のスクムパン・ボリパッド氏は
公約に掲げていた10の政策を、4年間以内に実現したいとコメントしています。
まずは、専用レーンバスシステムBRTの料金を一律10バーツから5バーツに値下げを決定。
さらに5月中旬よりBTS(スクンビット線のオンヌット駅~ベーリン駅までと、
シーロム線のサパーンタクシン駅~バンワー駅まで)を
15バーツから10バーツに値下げするとしています。
2013年内に防犯カメラを2万7000台設置する政策、英語とマレー語を無料で
学べる制度などを実施したいとしています。
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