タイ スパ事業
2012年度から中国、ロシア、インドの観光旅行客が大幅に増加しタイスパ事業への
メリットが大きくなっているとしています。
タイのスパ事業連盟Thai Federation of Thai Spa (TFTS)が発表しています。
平均値では100のベッド数があるスパ事業で平均3000万~5000万バーツを
掛けておよそ3年間で回収出来ているとしています。
タイではスパ、伝統的タイマッサージ、足マッサージとバラエティがあり、
海外旅行客のオプションツアーとして組み入れられている事も大きいとしています。
TFTSのアドバイザーApichai Jearadisak氏は2013年第1四半期は中国とロシアからの
旅行者が大きく増加しているとコメント。
特にバンコク以外にもチェンマイ、プーケット、パタヤなどのリゾートへ
向かっているとしています。
伝統的なタイマッサージの主要事業者としてHealth Land:ヘルスランド
Sukho Cultural Spa & Wellness:スコーカルチャルスパ&ウェルネス
The Royal Spa Phuket:ロイヤルスパプーケット
などが60ベッドから100ベッドを保有しています。
しかし各社でも差別化を図るためにサービスの質向上、施術の多様化、価格の競争力アップを検討しています。
カシコーン銀行(KBANK)傘下のKasikorn Research Centerでは2013年第1四半期の
タイ国内の外国人訪問者数がおよそ680万人となったと発表していて前年同期比で+19%と大幅な伸びであったとしています。
またTFTSでは2013年度のタイスパ市場の市場規模は200億バーツとなり2012年度
170億バーツから大幅増加になると見込んでいます。
タイのスパのプレミア価格帯(1時間1000バーツ以上)は1500カ所以上あり、
低価格帯(200バーツ~1000バーツ)は4000カ所以上であるとしています。
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