タイ財務省が管理しているタイ政府貯蓄銀行Government Housing Bank(GHB)は
タイ不動産市場では未だ、住宅ローン融資のニーズが強いとしています。
特に2015年から始まるAsian Economic Community(AEC) などからのニーズが
強くなっているとしています。
ラオス、カンボジアに近い国境に近い地方都市でもニーズが上がっていると、
GH銀行の代表Angkana Pilun-Owad Chaimanat 氏は2013年度の住宅ローン総額は
2012年度の1,040億バーツから1200億バーツまで増え、低中間層からの住宅ローン
ニーズが増えていくと予想しています。

同行の90％が低中間層のタイ国民が顧客であるとしています。
2013年3月時点の同行の貸し出し総額は7,300億バーツで、総資産は7,350億バーツ
であるとしています。
純利益は81億バーツを目指すとしています。
2013年度は20店から25店の支店を増やす計画で、不良債権率は2012年度6％から5％
まで下げるとしています。