タイ 北朝鮮問題 貿易額
タイ政府でも国内国外での問題対応に際して朝鮮半島問題に関して準備と備えを
開始していると発表しています。
今後起こりうる可能性としてタイバーツの高騰も懸念材料としています。
しかし一方で輸出関連の伸びは韓国情勢の不安にもかかわらず伸びていくとしています。
タイ王国貿易促進局International Trade Promotion Department (ITPD)の
Srirat Rastapana氏はユーロの経済危機も、韓国・北朝鮮の外交問題でも無く、
タイバーツの高騰、変動が最もタイの輸出業者の懸念材料であるとしています。
ITPDでは66名の貿易関連カウンセラーが常駐していて、総合的な判断として
2013年度の輸出額の伸びは8~9%増になると見込んでいます。
今後タイの中小企業の輸出を支援していき、500社が新しく輸出できるよう体制を
整えていくとしています。
北朝鮮問題、中国インフルエンザ問題、ヨーロッパ債務危機はどれもリスクが読めない
部分が大きいですが、海外からの直接投資と輸出の伸びは変わらず成長すると
見込んでいます。
タイ商務省は2012年度のタイの輸出額を出していて前年比+3.1%増の2295億ドル
(およそ20兆円)、輸入額は+8.2%増の2475億ドル(22兆円)で、貿易収支は
180億ドルの赤字となっています。
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