タイ アーピコハイテック(AH)
タイの自動車部品大手アーピコ(AH)では2011年度に発生したタイの大洪水の
保険金額が支払われる見通しが立ったこと、また自動車生産台数も増えることが
期待されることで2013年度の売上は前年比で+10%増加を見込んでいます。
同社はマレーシアの資本であり、社長もマレーシア人です。
代表のYeap Swee Chuan CEOは第34回バンコクインターナショナルモーターショー
において記者会見で2012年度は売上で161億バーツ。
純利益では9億1,700万バーツであったとコメントしています。
2011年度は洪水被害の影響で工場が生産ライン停止に追い込まれ、
3億9,000万バーツの赤字でした。
2013年度後半はタイ政府の初回購入政策の恩恵が終了するものの、
世界的な経済の景気回復で輸出がそれを上回り台数が増えると見込んでいます。
2013年度の生産台数は250万台、2015年度は300万台突破を見込んでいます。
マイナス要因としてバーツ高の影響もありますが、自動車産業の集積地として
今後も成長していくとコメントしています。
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