タイ証券取引所
キプロスの金融機関問題の売りに加えて、タイ証券取引所がキャッシュバランス口座
での預かり保証金を、出来高の最低15%から同20%に引き上げる方針を発表しました。
よってリスクと感じる投資家の売りが大幅な下落を招いています。
SET 所長のCharamporn Jotikasthira氏は4つの骨子をまとめたとしています。
1.タイ国内の金融知識・ファイナンシャルリテラシーを高めるため、金融機関の
専門家に対してのトレーニングを義務付けるとしています。
2.長期投資に対する考え方、分散投資に関する知識、をメディアや公的機関へ広め
タイ国内の資本蓄積を進めていくとしています。
3. 証券取引を行う機関へ対して1社が破綻してもフォローが出来る体制を整える
4.キャッシュ口座に関して各顧客に対してクレジットラインを設けて
これまでは15%であったものを最低20%を義務づけるようにしていくとしています。
タイ証券取引所は2013年度も順調に株高になっていましたが、キプロス問題とタイ・
バーツ高が重しとなり、月曜日から、金曜日まででマイナスの-7.5%安となっています。
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