2012年度 マレーシアの国内成長率
マレーシア中央銀行バンク・ネガラは、マレーシアの2012年通年の国内総生産
(GDP)成長率が+5.6%になったことを発表しています。
2011年度の+5.1%を上回る成長率で、堅調な推移を見せています。
タイと同様、輸出の減少はあったものの、マレーシア国内需要が牽引しています。
マレーシア経済はナジブ・ラザク Najib Razak首相の下、経済政策と内需の拡大が
好調で、高成長をキープしています。2012年度の第4四半期10月~12月のマレーシア
国内総生産GDP成長率は+6.4%。第3四半期は+5.3%であったとマレーシア統計局
Statistics Departmentでは発表しています。
東南アジアのインドネシア、フィリピンなどは国内経済の牽引から、欧州債務危機、
アメリカ財務の崖問題などの影響を跳ね返しています。
マレーシアでもナジブ首相は低所得者世帯へは現金給付
低所得者向け一時給付金「1マレーシア・ピープルズ・エイド(BR1M)を
127万人の公務員や65万7000人の政府年金受給者へ向けて一時金を提供するなどを
実施しました。
マレーシア政府では2013年度の成長予測は4.5~5.5%を見込んでいます。
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