タイ グローバルケミカル(PTTGC)
タイの最大の石油グループPTTグループの子会社で石油化学大手PTTケミカル
(PTTCH)と石油精製大手PTTアロマティクス&リファイニング(PTTAR)との
合弁で誕生した石油精製/化学企業です。
PTT Global Chemical Plc (PTTGC)社では今後5カ年計画でEBITDAが年率で
+5~6%成長が見込めると見ています。
(※EBITDAとは、税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したものであり、
他人資本を含む資本に対してどの程度のキャッシュフローを産みだしたかを
簡易的に示す利益概念)
今後も継続して事業の拡大、効率的な生産を続ける計画です。
同社はタイ最大の石油精製/石油化学企業で2012年度のEBITDAは
550億バーツでした。
内訳として オレフィンが57%、アロマティクスが16%、石油精製物で15%、
フェノールで2%。
CEOのAnon Sirisaengtaksin氏は2017年までEBITDAは2012年度比で+15-30%
伸びるだろうとコメントしています。
2012年度の売上は 5630億バーツ 前年比+12%増加、純利益では340億バーツで
前年比+13%でした。
2013-17年度の5カ年計画で45億USドルを投資します。
2017年度の売上目標は6000億バーツ、2022年度の売り上げ目標は8000億バーツと
なっています。
またPTTGCではマレーシアの石油/エネルギーの大企業のペトロナスと
パートナーシップ提携をしています。
第3四半期より共同で投資・開発を進めます。
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