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タイの生産性向上 300バーツ問題

中堅・中小企業は1日300バーツ賃金になれば、各労働者の生産性を+8%以上
は上げなければならないとタイ開発リサーチ機関
Thailand Development Research Institute (TDRI).が発表しています。
研究発表では民間セクターでは各社ともに労働者のトレーニングを実施し、
生産性を向上しなければならず、それを怠れば会社の生産性や業績の上昇は
難しいと分析しています。

2012年度4月1日日曜日より、バンコク近郊を含めた1都6県で開始され
バンコク、プーケット、ナコンパトム、サムットプラカーン、
サムットサコン、パトムタニ、ノンタブリーの各県で300バーツとなり、年末を
越え2013年からは全県で導入、実施予定です。

タイ労働省の発表ではおよそ3870万人(総人口6700万人)の労働者がいて、
今回の対象者は1460万人であり、今回の対象外(自営業者、小作農民)などは
2410万人であるとしています。

またおよそ10%の労働者は賃金コスト上昇で雇用を解雇される可能性も高いと
していて、一時的に失業率は上がる可能性もあるとしています。

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