タイの労働環境の変更
タイの労使と政府の代表からなるタイ中央賃金委員会は2011年10月の会合で、
最低賃金の引き上げについて合意しています。
バンコクと首都圏のパトゥムタニ、ノンタブリ、サムットサコン、ナコンパトム、
サムットプラカン、南部プーケットの1都6県で2012年4月から最低賃金を1日
300バーツに引き上げるとしています。
また現在の最低賃金はバンコク215バーツ、プーケット221バーツで、上げ幅は
+40%近くに変更となります。
タイ全土の首都圏以外の70県では2012年4月から最低賃金を+40%引き上げます。
最低賃金が159バーツと最も低い北部のパヤオ県は引き上げ後、223バーツに
なるとしています。
最低賃金が300バーツに達した都県では2015年まで追加の引き上げを行わないと
していて+40%の引き上げ後でも300バーツに達しない県については2013年に
300バーツまで引き上げる方向で調整していくとしています。
また社会保障費の負担を一時的に減らすとしていて、
2012年度からタイの変更政府の社会保障費システム変更として、
2011年12月まで給与の5% 15000バーツの場合 750バーツ
天引きであったのが2012年1月より給与の3% 450バーツ 天引き
2012年7月からは給与の4% 600バーツ 天引きに変更されます。
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