タイ 中央金利
タイ中央銀行は、2会合連続で政策金利の引き下げを発表しています。
ヨーロッパを中心にした世界経済の悪化で成長が脅かされるなか、
69年ぶりの最悪のタイの大洪水被害に見舞われた同国経済の回復を後押しするため
金融緩和に舵を取ります。
タイ中央銀行が発表した政策金利である1日物レポ金利は
マイナス-0.25ポイント引き下げ3.0%となっています。
中銀は2011年11月の前回金融政策決定会合で、2年余りで初の利下げに踏み切っています。
今回で2連続の金利引き下げになります。
世界銀行(WB)はユーロ圏のリセッション(景気後退)が
新興市場の減速を深刻化させる恐れがあると警告しています。
タイ中央銀行の金融緩和はフィリピン、インドネシア、インドに続く動きになっています。
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