マレーシア 鉄鋼企業
マレーシア国内では過去12年に渡りライオン・グループ子会社のメガスチールが
唯一の熱延薄板(HRC)生産業者となっていたが、今後2年で少なくとも2社が
HRC生産に乗り出すと見られています。
Lion Forest Industries ライオン・フォレスト・インダストリー(LIONFB)
8486 鉄鋼・建材事業
売上 8億4700万リンギ(250億円規模) 純利益 1億5200万リンギ(45億円規模)
マレーシア国内では2010年競争法が2012年1月に発効したことを受けて、鉄鋼業界
では健全な競争や、企業の合併・吸収が予想されています。
マレーシア国内外の鉄鋼業者がHRC生産事業をマレーシアで展開することも考えられます。
1980年以降、HRC生産ライセンスは5件認可されてきましたが、現在はメガスチールのみ
が生産中です。
今後HRC製造事業に参入する可能性があるのはイースタン・スチールと
アン・ジョー・リソーシズ(ANNJOO)。
イースタン・スチールはトレンガヌ州ケママンにおいて、鉄鋼製品工場を15億リンギ
(約376億円)かけて建設する方針です。
アン・ジョー・リソーシズは2011年10月、鉄鋼製品製造設備の稼動を開始しました。
ANN JOO RESOURCES アン・ジョーリソーシズ(ANNJOO) 6556
鉄鋼・建設資材 で売上は13億0300万リンギで 純利益 3100万リンギでした。
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