タイ サイアムシティセメント(SCCC)
タイのセメント生産2位のサイアムシティセメント(SCCC)では2012年度業績は
2桁増のペースで成長すると予測しています。
タイ国内のマーケットシェアはおよそ27%としていてサイアムセメント(SCC)
に次ぐ第2位。
上級副社長のChantana Sukumanont氏がコメントしています。
2011年度は売上で231億5000バーツ(前年比+10.3%増)で、純利益で
32億9000万バーツ(前年比+22.1%増)でした。
売り上げのうちの海外比率はおよそ20%で今後増加させる計画です。
2012年度のタイ国内セメント生産量は2900万トンで前年同期比+4%上昇すると
しています。
2011年度は2793万トンでした。
タイ国内40%以上は公共工事、インフラストラクチャー系から来ていて鉄道、
陸橋、高速道路などになります。
30%が民間セクターからの受注で残り30%はリノベーション、改築などで必要と
するセメントになるとしています。
セメント価格は今後上昇することが予想されていて電力発電コストや建設労働者の
コスト上昇に合わせて上昇するだろうと予測しています。
2012年度内に1トンあたりコストはおよそ200バーツになる見込みです。
また市場価格は2000~2400バーツになるとしていて、不動産建設事業者へのコストへ
跳ね返るだろうとみています。
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