インドネシア 3大ニュース
1位 インドネシア証券取引所(IDX)の株価大幅上昇
インドネシア証券取引所(IDX)の総合株価指数は、2009年の大納会の
終値2534.356ポイントから2010年12月9日の最高値3786.097ポイントまで、
上げ幅は1251.7414ポイント(+47%)上昇しました。
これまで低位株として人気のなかったインドネシア証券取引所(IDX)の
株式市場は内需拡大、中間層の増加で海外投資家からの注目度が上がり、
海外資金が流入しました。
2位 スリ財務相が辞任のニュース
インドネシア政府が2008年、2009年の金融危機時に上場銀行
バンク・センチュリー(現バンク・ムティアラ)を救済しましたが、
その政策を国会が「失策」と決議。
国会第2党のゴルカル党を含む連立与党とも対立したスリ財務相が辞任に
追い込まれました。
改革の旗頭を失ったユドヨノ大統領は、スリ氏と対立するゴルカルの
バクリー党首を連立与党の合同事務局長に指名。
連立の調整へと方向転換しています。
3位 インドネシアのインフラ大規模開発 日本の支援も
インドネシア証券取引所(IDX)にも影響を与える大規模な整備事業が
始まろうとしています。
2010年1月直嶋正行経済産業相(当時)がジャカルタを訪れ、官民連携(PPP)で
産業とインフラを包括的に開発する「インドネシア経済回廊」プロジェクトの
協力で合意しています。
また前原誠司外相が来訪した2010年12月は、日イ両国政府がMPAの協力覚書
を締結し港湾や空港、道路網、大量高速公共交通システム(MRT)の建設などの
マスタープランの策定や事業化調査を共同で進めるコトに合意しています。
この記事へのコメントはありません。