インドネシアの最低賃金
インドネシアではインフレがかなり進んでいて、今回首都ジャカルタの2011年度
最低賃金は1,196,269IDRとなっています。
本年度2010年では1,118,009IDRで+7%アップしています。
同じくタイもバンコクなどで7~10%の賃金増加を承認しております。
例年、最低賃金を決定する組織は、各地方自治体が編成している賃金評議会の中で、
諸機関から決める、集団合議制となっています。
また現在インドネシアの失業率は昔は10%以上だったのが、景気回復から8%以下
まで下がっています。
今後人材が足りなくなってくることも予想されます。
(現在製造業が好調のタイの失業率は1~2%となっています。)
インドネシアの中央統計庁ジャカルタ支所は2011年最低賃金+7%増という結論を
『理想的である』として支持しました。
ジャカルタのインフレ率は2010年の1~10月間で+5.06%であり、それを超える
最低賃金上昇率は都民の所得に余裕を持たせるものとしています。
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