マレーシア ペトロナス・ケミカルズ(PCGB)企業解説
マレーシア証券取引所(BRUSA)クアラルンプール市場では、26日に新規上場した
マレーシア国営石油会社であるペトロナスの石油化学子会社ペトロナス・ケミカルズ
(PCGB)が5.20リンギでスタートした株価は5.31リンギで終えて、+5.4%高で取引
を終えています。
Petronas Chemicals Group Bhdペトロナス・ケミカルズはマレーシア国営石油
最大手ペトロナスの石油化学部門傘下でマレーシア国内最大のIPOとなりました。
2009年に携帯電話最大手のMaxis Bhd:マキシスが33億USドルでの過去最大のIPO
でしたが、その金額を上回るIPOとなっています。
マレーシア証券取引所(BRUSA)のFTSE Bursa Malaysia KLCI Indexでは-0.3%
だったものの、取引額1位で終わりました。
IPOの調達額は128億リンギとなり、41億USドルで マレーシア国内だけではなく、
東南アジア最大のIPOとなっています。
マレーシアのNajib Razak大統領は今後も国営資本企業を民営化させていき、
上場企業へ持って行くことでより魅力的な市場を作り出すとしています。
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