タイ インドラマ・ベンチャー(IVL)中東に新規工場を建設
インドラマ・ポリマーから発展したインドラマ・ベンチャー(IVL)ではインドと
中東に新規工場を建設します。
今後中東方面へのペットボトルの生産事業も増やしていくとしています。
ポリエチレン・テレフタレート(PET)やレジンの生産で投資額は12億USドルになる
だろうとしています。
今後中国、アメリカ、メキシコで5億ドル以上の買収案件を検討していて、合計で
7億6000万USドルになるだろうとしています。
CEOのAloke Lohia氏は、インドと中東での巨大市場をまだ着手していませんでした。
今後は事業展開を強めていくとしています。
新工場では500,000トン以上のPETを生産、100万トンのPTAを生産していくとしています。
人口規模では中国の80%ほどにもなるインドですが、まだPETのニーズが中国の20%も
無い、今後大きく伸びる市場であると分析しています。
ポテンシャルが高い国であるとしています。
11月にはIVLでは中国のGuangdong Shinda UHMWPE社を買収。
40万トン以上のPETを生産する工場を入手しています。
アメリカののポリマー・繊維大手インビスタ社からサウスカロライナ州
スパータンバーグとメキシコの中部ケレタロ州の工場を4.2億ドルで買収すると
発表しています。
IVLは米国、リトアニア、オランダ、英国、タイの5カ国13カ所にPET系の
製造拠点があります。
年産能力はPET150万トン、精製テレフタル酸(PTA)180万トン、ポリエステル24万トン
などを生産しています。
2010年度の1~9月総売上高は前年同期比+21%増の717億バーツ、最終利益は
+59%増の70.9億バーツでした。
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