東南アジアの成長
マレーシア インドネシア タイの3カ国で合計で3億2000万人います。
加えてフィリピンとベトナムを加えると5億人のマーケットになります。
また年間5000ドル以上を稼ぐ世帯は10年で倍になるとの予測も出ています。
先進国では緩やかに減速するものの東南アジアでは強い需要のある中間層が
出てきており、インドネシアでは2020年には1億8000万人になるとしています。
また、日本では東南アジアを製造業の基盤としていて、タイを筆頭に成長を
続けています。
東南アジア全体ではおよそ300万台を2015年までに突破するのが確実視されています。
自動車評価会社のJ.D. Power & Associatesでは、日本の市場は半分になるものの
これらの各国は急成長しています。
東南アジアの自動車業界は2009年から2015年で+70%成長するといわれています。
またインド、中国での不安定かつ競争が激しい大国よりも安定しブランド力の通じる
東南アジアでの展開を急速に進めています。
インドネシアではトヨタ自動車はおよそ30%以上を占めていて、タイでは45%以上を
占めているメーカーになります。
日産ではこの両国で2012年までに10%のシェアを狙うとしています。
年間生産で16万台を目指しこれは08年の3倍の台数になります。
この動きは自動車業界だけではなくヘルスケアやサービスでも同様です。
日本のマンダム社は営業利益の20%をインドネシアで稼いでいます。
東南アジア各国の第3次産業はまだいずれも50%以下で
今後先進国のように60%台70%台へ伸びていくことが予想されています。
この記事へのコメントはありません。